伸二は、夢を負わすのには足りなかったのかなぁ……。
なんだろう。頭の中の口をついてでた。
私なんか間違ってる?
過度な期待してる?
小野伸二って、私が信じていたような、英雄ではないのか。
伸二に対する期待、希望、夢とかいうものと、現実世界との間に、ふと齟齬を感じるときがある。
もう、ほとんど、直視しなかったけれど、というか今でもそれはまやかしだと思うけど、
なんでだろう。
なんで伸二は浦和に帰って来た2年間、輝かしいまでの活躍をはできなかったんだろう。
できなかったのか?
輝いていたのではないのか?
不思議な問いが降ってきている。とても不思議な気分だ。
なぜ私は、伸二を特別な人だと思っているのだろう。
いや、伸二は特別だろう。格別だ。格が違う。次元も違う。
……そうやって、心の芯から思っているというのに、代表に呼ばれていない・スタメンに定着しなかった、という事実が(事実? 夢じゃないのか)。
私は未だに、夢かどうかよくわからない。
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磁石のように、吸い寄せられてしまう。
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まったく、これから海外へ移籍していくというのに、いまさら思うなんて。
悔しいか? 悲しいか? イエスだ。伸二は浦和レッズのすべてになれなかった。ならなかった。要するに、スタメンじゃなかったのってことなんだけど、上手く言えない。伸二はなれなかった。
伸二が帰ってから、何度も夢を見せられた。素晴らしいトラップとパスと笑顔。心がきゅんとなる。恋をしたかのように、泣きたくなるくらいに、泣きたくなるくらい、伸二が笑うと私は嬉しかった。
私が見ていたサッカーはなんなんだろう。
伸二すごい。レッズ強い。好き。この心はもしかして、正解ではないのか?
どうやって思っていたらいい。
複雑なんだ。きっと状況が。
泣きたくなってるのはテストが近いせいであって、昨晩坑うつ剤を飲み忘れたからであって、月に一度の腹痛の日だからだ。それで間違いない。
imported on 2008/07/08